【サロン開業】悩んだら始めるべき!失敗しない開業完全マニュアル《筆者の開業経験談》
こんにちは!こちこです。
この記事を読んでいる方は、
- サロンを開業したいけど悩んでいる…
- 資金は?失敗しないか心配…
- 流れは?何から始めていいのかわからない…
などこれから美容室、アイラッシュサロン、エステティックサロンなどの開業を考えている方だと思います。
開業前の悩みに体験談を交えながら解説していきたいと思います!
筆者は勢いで開業してとても後悔しました…勢いも大事だけど、下準備はとっても大切。
失敗しないために!想いやコンセプトを決めよう!
失敗の直接の原因は”お金”ですが、お金の使い方の指標になる”想い”や”コンセプト”が無いと失敗する原因になることも。
開業を悩んでいる方のほとんどがもう決まっているかもしれませんが、
《最先端の技術を提供する!》
《お客様に寄り添えるサロンにする!》
《完全個室のプライベートサロン!》
《自由な時間が欲しい!》
などオーナーになられる方には必ず一人ひとりに実現したい”想い”があります。
もう少し大きくなると”経営理念”と呼ばれるものですね。
最初は言葉にすることや文章にすることが難しくても自分の中にしっかりとあればそのうち形になるので焦らなくて大丈夫ですよ。
想いが決まればその次はコンセプトです。
どういったお客様に来てほしいやターゲット、商材などですね。
お店の方向性にあった正しい資金繰りができるようになります。
ここは大きな芯になる部分なので、お店を運営していくうえでとっても大事になります。
理念やコンセプトからお店の中身を決めていく!
ここから決めていくことが”利益を生み出す手段”になります。
何をして売り上げを出すのか?ということです。
ほとんどの方が、今自分の持っている技術になると思うので悩むことはないですね。
そのほかに追加したいものがあればリスト化しておくといいです。
中身が決まったら規模や立地などを決めていきます。
どこでやる?規模は?人数は?
この部分も人それぞれ違いますよね。
《個人サロンがいい!》
《従業員10人以上の大型サロン》
などそれぞれあると思いますので”かなり細かく設計図を作りこんだ”ほうがいいです。
一番大事になる創業計画の柱になります。
そして場所も大事になります。
候補があればたくさん出しておくほうがいいです。
後でも書きますが、たくさん比較して、自分で実際に確かめることがとっても大事なのでいろいろなパターンの想定はとても大事です。
ここを決めているときが一番楽しい!ww
経営者が最初に判断するところはここ!
場所には必ずその場所にあったニーズや特性があります。そこにフィットしたお店作りも大切!
家の近所で開業、サロンコンセプトと地域性のニーズが合わずに売上が上がらないという話もよくあります。
せっかく経営者という道を選ぶのですから、どうしたら自分のライフスタイルを実現できるのか?
ということを考えながら最初の規模や立地など決めるといいです。
大事なのは、現状から決めるのではなく将来どうなりたいのか?から決めること。
実際にシミュレーションしてみよう!
ここからは実際にお金の流れになってきます。
ここで明らかに無理な計画であれば練り直したほうがいいでしょう。
例《美容室の場合》ざっくり計算式がこちらです。
損益分岐点{(固定費+人件費)÷(1-変動費率)=損益分岐点}
固定費と変動費の例としては固定費は家賃など、変動費は仕入れなど。
美容院の場合、一般的に変動費率は20%~30%と言われています。
上で決めた中身を実現するために必要なものを書き出して、
- 運営にいくらかかるのか?
- それを続けていくためにはいくら必要なのか?
- 自分のお給料はいくらとれるのか?
実際に計算してみて、納得のいくパターンに落とし込むという作業になります。
ネットで調べれば大体の相場は出てくると思うので、多めに見積もった概算でいいと思います。
いよいよ資金調達!
納得のいく中身が決まればあとは行動に移すだけです!
ここからは融資の準備に入りましょう!
自己資金で完結できる方は飛ばしてOKです。
ですが驚かれるかもしれませんが、大なり小なり事業をされるのであれば、借りれるのであればお金を借りておいたほうがいいと筆者は考えています。
手元にキャッシュがない時の心の不安定さはとんでもないです。笑
借金=悪と捉えがちですが、これからは借金=未来への投資として切り替えていくことも大切です。
だって貸してくれるんですから。笑
毎日融資希望の人を何十人と相手にしているプロが貸してもいいですよと言ってくれたのならばありがたく借りておくのをおすすめします。
経営がうまくいって、借入金に手を付けなければ利子付けてそのまま返せばいいだけですから安心です。
目安として毎月出ていくお金の2か月分は運転資金として持っておくと安心です。
筆者はコロナでキャッシュの大事さを痛感しました…
必要書類は電話でも確認できます。
大体の方が国民政策金融公庫を使用するかと思います。
国が運営していて丁寧に対応してくれます。
筆者はこちらのプロではないのでご自身でこちらから確認していただくか、コンサルタントに依頼するのもいいと思います。
一度審査に落ちてしまうと半年間は再申請ができなくなってしまうので、スピード感が悪くなります。
筆者も依頼しましたが面談の練習などしてくれて安心して臨むことができました。
金額も高くないので安全を買うという意味でもおすすめです。
ご紹介できますので興味のある方はお問合せまでお願いします。
計画の段階で無理があればコンサルタントの方が教えてくれるので審査に落ちる可能性が減ります!
物件探しや準備を同時進行!
融資の書類に物件の見積もりや内装工事の見積もりなどお金の内訳を提示します。
そのため同時進行していないと進められないので同時進行していきましょう。
そのためにもコンサルタントにお願いするのがいいですが、念のため不動産会社の方や内装業者の方には、「まだ融資が下りてないのですが大丈夫ですか?」と確認しておきましょう。
ダメな場合は断られますが、トラブルを防いで無駄な出費を減らせます。
どこよりも安くご紹介できる不動産屋さん紹介できるので、ぜひ一度比較してみてください。
詳しくはお問合せまでお願いいたします。
届け出関係も同時にやっていこう!
一番最初に登記関係になるかと思います。
色々な書類に開業届や法人番号が必要になるので最初にやっておきましょう。
こちらのページがとても分かりやすかったです。
その次に必要な場合に雇用関係の手続きをしていきましょう。
店舗を構える場合”出店予定の管轄の労働基準局”になります。
自宅や事務所の管轄ではないので注意しましょう。
筆者が実際に使った”freee”が書類作成におすすめです!
質問に答えていくだけで書類ができるのでとっても楽!
開業届までなら無料でできるので活用してください。
また、美容室やアイラッシュサロンは美容所の届け出が必要です。
管理美容師が必要となる場合があるので自分が該当するのか確認しておきましょう。
営業開始前に保健所の立ち入り検査があるので、工事が終わる次の日などに設定しておくとタイムラグがなくていいです!
内装業者さんは店舗を作りなれているところに依頼すると完璧に仕上げてくれますよ!
準備完了!営業開始のその前に…
いよいよ念願のお店が出来上がりました!
これからがとっても楽しみですが、その前に”もしもの時の対策”がおすすめです。
例えば、
- 施術でお客様に危害を加えてしまった。
- 泥棒に入られた。
- 地震、災害で営業できなくなった、ほかのお店に迷惑をかけてしまった。
- 自身がけがをしてしまって働けなくなった。
など、独立するとリスクが伴います。
そういった部分の補償や保険も十分に検討しておいたほうがいいです。
一つのミスで人生が壊れてしまう可能性もあります。
リスクを抑えて長続きする経営を目指しましょう!
ビューティガレージなどがサロン保険として様々な商品を扱っています。
こちらをぜひ見てみてください。
ですがこういった商品は少し高いので、FPさんご紹介できますので”安くていい保険に入りたい!”という方はお問い合わせからお待ちしております。
まとめ
文章にするとたくさんあって、慣れない作業で大変だと思いますがこの記事の順番にやっていけばスムーズにできます。
- 理念、コンセプトの決定
- 中身の設定(何で売り上げを作るのか、メニュー等)
- 実現するために、どれぐらいの規模でやるのか?、場所は?を決める
- シミュレーションする
- 届け出関係、資金調達、物件探しを同時進行
- 最終確認
- 営業開始!
実際やってみると計画通りに進まないことのほうが多いのでスケジュールは大目に見ておくことをおすすめします!
筆者は最初の計画より1か月遅れてお客様にとんでもなくご迷惑をおかけしてしまいました…
開店日はちゃんと守れるようにしましょう!笑
この記事はあくまで流れなので、みなさんの計画やペースで進めていただけるといいかなと思います。
営業開始後のホットペッパーの集客活用や物販売り上げのコンサルティングもしておりますので、
記事以外のことで気になることがございましたら、お問い合わせからお気軽にご連絡ください!
素敵な人生のスタートをお祈りしています。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません